日本経済新聞は100年前の大阪発刊以来、関西の経済、社会の浮沈を丹念に伝えてきた。産業構造の転換や東京一極集中の影響で低落傾向が続いた関西経済だが、来春開幕する2025年国際博覧会（大阪・関西万博）などを契機に巻き返しの機運が高まっている。1世紀前の関西を振り返ってみよう。大阪市は1925年、市域を拡張して人口が211万人となり、東京市を上回って世界6位の大都市になった。工業出荷額も日本一で、

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