2025年に開催される大阪・関西万博などで海外客などが増えるのを前に、海からの不法入国者などを想定した訓練が、11月28日に徳島県小松島市で行われました。訓練には、徳島海上保安部や徳島県警、消防などから約80名が参加し、入港する外国船にテロリストが潜んでいるという想定で実施されました。外国船から救命ボートで逃走したテロリストを、2隻の巡視船艇とゴムボートが追跡します。武器を持つテロリストに対して応戦し、テロリストを制圧しました。また、入港した乗客に紛れ込んだテロリストが持ち物審査で拳銃を所持していることが判明、刃物を持って抵抗するテロリストをさすまたなどを使い、確保しました。このほか、爆弾処理や燃えている船の消火活動など、様々な状況を想定して緊迫した雰囲気の中で訓練が行われました。(徳島海上保安部 野﨑威一郎部長)「各機関それぞれ力を発揮して、複合的に連携した大きな力になったと思っています。大阪万博が近付いています、徳島の港をしっかり守るべく関係機関でやっていきたい」
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